紋継・世界平和編とは、最終決戦後~1年後までの時期です。
内容的には最終話である紋継34巻323~324話が中心となります。
最終決戦前に人間の手によってギアガの大穴が閉じられた事により、地上世界と地下世界は基本的に往来できなくなっています。地下世界にやってきた仲間達がどのように暮らしていくのかが描かれています。
紋継の最終部分につき、後の時代に関する事柄が多く描かれています。
2022年に更継が発表された事により、紋継直後の時代がゴドム編かDQ1かに分岐する可能性が出てきました。両方のパターンを考慮しています。
断片的に語られる出来事の時系列を考察していきます。
*この記事は2022/12/2発売のヤングガンガン2022 NO.24に掲載された短編に対応しています。
- 0.前提
- 1.最終決戦後
- 2.玉座の前の会話
- 3.竜王城での会合
- 4.ロトの紋章の原状復帰
- 5.ラストエピソード
- 6.ロト紋シリーズ内での変化
- 大地の精霊恩寵教団消滅
- 蛮族の神殿消失
- ムー帝国滅亡
- ルザミ消失
- 竜王に竜の杖が戻る
- 竜王が竜神族として覚醒する
- ローラン王国消滅
- 拳王の隠れ里消滅
- 闇のオーブ消滅
- 時差の表現
- 魔克爆弾実験
- ダーマ神殿破壊
- シドーと勇者の確執を深める
- 地下世界の地形を世界樹の根で変化させる
- 地上世界の地形を世界樹の根で変化させる
- レイアムランド大陸消滅
- ルビスの塔破壊
- 精霊との契約
- 三大精霊解放
- 聖域消失
- 地上世界の魔物の大部分が地下世界に移動する
- 地上世界の世界樹破壊
- アリアハン大陸消滅
- 竜の女王の城の移動
- アリアハン城の再建
- レーベ再建
- ルイーダの酒場の再建
- メルキドの地下施設の封印
- カーメン王国消滅
- ラルス王家の帰還
- 地下世界への世界樹移植
- 巨人人型兵器の消失
- DQ2フィールドの創成
- 精霊薬の消失
- ギアガの大穴の封鎖
- 暗黒のオーブ消滅
- ルビスと世界樹の融合
- 神鳥の限定再生
- ゾーマ討伐
- メルキド防衛システムの完成
- 王者の剣を託す
- ロトの防具を託す
- ア・カギ女王の懐妊
- デルコンダル建国
- ザハンの興り
- 剣王の里消滅
- 竜王城の再建
- 竜王の子供の誕生
- 紋章をメルキド南の毒沼へ移す
- 結晶の出現
0.前提
紋継時代のゾーマとの最終決戦から1年間の出来事をア・カギ達が色々と回想する場面が描かれています。
ア・カギとシルシル・ミシルの謁見の場面はゾーマとの最終決戦から1年後
1.最終決戦後
紋継時代のゾーマとの最終決戦の後は原則的には地下世界から地上世界に戻る事ができなくなっています。紋継34巻323話によれば、新天地=DQ2フィールドに移住する者が多かったと話されています。
アレフガルド
ラダトーム
場所 | 内容 | 出典話数 |
ア・カギ女王とドノバン王の成婚
ア・カギ女王が懐妊する |
紋継323話 |
ゾーマとの最終決戦時にラダトーム城の城壁は崩れています。崩壊した箇所等も含めラダトーム城の改築が進んでいるようです。玉座の間の造りがアラン達が治めていた時から変わっています。ア・カギとドノバンが成婚しドノバンは王となりますが、現時点ではラダトームはア・カギ女王が統治しています。
玉座が2つあるのは変わっていないがドノバン王は玉座に着く事を拒んでいる
ア・カギの傍らにミモがいるが立場は不明
メルキド
場所 | 内容 | 出典話数 |
シルシルとミシルが戻る アランとアステアもやってくる
町の復興を手伝いながらゴーレムの修理をする 緊急停止装置をつける 特定の周波数の音に反応して一時的に作動しなくなる装置 *DQ1のようせいのふえ
ゴーレムの再起動後、アランとアステアは旅立つ 二人でのんびりアレフガルドを見て回る |
紋継323話 |
メルキドとゴーレムについは終始丁寧に描かれています。紋継31巻295話での誤作動がこう繋がるとは。すごく納得しました。
『ようせいのふえ』はゲーム版DQ3ではルビスの石化を解くために存在しています。ロト紋版DQ3ではルビスの石化は先にゾーマを倒さなければ解かれず『ようせいのふえ』は不要のように見えます。ロト紋的にはDQ3時代から存在している物なのか、紋継時代に製造される物なのか…その辺は不明となっています。
紋継31巻295話でアロス達が破壊したゴーレムが修復される
勇者の血と緊急停止装置の話がDQ1の話へとぴたりと合う
マイラ
場所 | 内容 | 出典話数 |
マイラ |
メルキドを後にしたアランとアステアがやってくる |
紋継323話 |
メルキドのゴーレム修復とアラン達の旅立ちのコマは角の丸い特殊コマで描かれています。話の内容からして玉座の前での会話とリアルタイムではないようです。アラン達がマイラの温泉につかっている場面も角の丸い特殊コマなのでリアルタイムではないかもしれません。
アラン達がゆっくり過ごす為に湯治にやってくる、というのは自然な事なのですが、メルキドのゴーレム、ようせいのふえ、マイラの3つが繋がっているような気もしてしまいます。ゲーム版DQ1では『ようせいのふえ』はマイラで入手する事になっており、アラン達がマイラにやってきたのはDQ1への布石のようにも思えます。
アラン達はいずれどこかに定住するのかもしれませんが、ティーエに頼めば地上世界にいけなくもなさそうな…アステアは地下世界に思い入れがあるでしょうから、よっぽどのことがない限り地上世界に赴く事はないように思えます。もしかしたらマイラに定住しDQ1時代に向けて『ようせいのふえ』を残す…という事もあり得る気がします。
上記のマイラと『ようせいのふえ』の考察はゴドム編ありの場合です。
ゴドム編なしで15年後にDQ1となる場合は誰が所持しているのか不明です。こちらも上記同様勇者の血を持つアラン達でもおかしくはない気はしますが…更継では三賢者が妖精の笛を使って一芝居打とうとしている場面が描かれています。
マイラの温泉につかるアランとアステア
アステアの表情が元気でないように見えるような…
年齢的にアランとアステアの間に新たな勇者が誕生する事は難しいように思える
更継で描かれている『妖精の笛』
画策している三賢者が所持しているのか、アラン達が所持しているのかは不明
ドムドーラ
場所 | 内容 | 出典話数 |
ボルゴイ・紋継ルナフレアが定住する 紋継ルナフレアは鍛冶職人と結婚しそう
ボルゴイが引き継いだロトの鎧も鍛冶屋に安置される *ロトの盾、ロトの兜とも ボルゴイが保管していると思われる |
紋継323話 |
カーメンからはハバルクも地下世界にやってきていますが、ボルゴイ達とは描かれていません。
紋継34巻323話ではゾーマとの最終決戦後にアルスから渡された光の鎧のみが安置されています。ロトの盾は紋継34巻312話でゾーマ戦前にアルスから預かっています。
紋継ではロトの兜は登場しませんでしたが、ゴドム編では8代目ロトが保管している様子が描かれています。ゴドム編がなくともロト紋時代には鎧の一部として兜が描かれていたので存在しているはずです。防具に関してはボルゴイが全て保管しているのではないでしょうか。
ゴドム編なしで15年後にDQ1となる場合、ロトの装備はこのままドムドーラに保管される事になります。ドムドーラにロトの鎧を埋めて悪魔の騎士に守らせる流れは三賢者が取り仕切っています。紋継ルナフレアと鍛冶職人の関係をDQ1に繋げるのならば鍛冶職人がゆきのふという事になるのでしょう。
ゴドム編ありの場合、ロトの装備はドムドーラに落ち着いた後一度ゴドムに移動し、ゴドム滅亡時に再びドムドーラに戻るという数奇な運命を辿ります。
FC版DQ1に沿ってドムドーラが襲撃を受けた際に盾と兜が行方不明となり、鎧のみがドムドーラに残るという展開もあり得そうですが、近年のDQ1に関連するビジュアルやエデンで描かれているDQ1では全ての防具を装備しているので一部が紛失するという事はないように思えます。
紋継ルナフレアと鍛冶職人の関係がDQ1のゆきのふに繋がり、ゲーム版DQ1に近い形でゆきのふによって町の中に埋められるのではないでしょうか。
最終決戦後にアルスから渡された光の鎧が安置されている
若い鍛冶屋はゴドム編なしならゆきのふ本人、ゴドム編ありならゆきのふの祖先になるように見える
紋継時代のゾーマとの最終決戦に向けてボルゴイがカーメンから盾を持ってくるが
アルスは戦場に持っていかなかった
ボルゴイが保管したままなはず
ロト紋時代のロトの装備
DQ3時代の勇者アレルから受け継ぎ竜の女王の城を改築したローラン城に保管されていた
ゴドム編ではロトの装備が揃っている様子が描かれている
ロトの剣は紋継時代のゾーマとの最終決戦直後から竜王が預かっている
聖なるほこら
場所 | 内容 | 出典話数 |
聖なるほこら |
ベゼルとイサリが定住する |
紋継323話 |
リムルダールの南、昔ルビスの使いの精霊が住んでいた祠とされています。
橋が描かれているのでDQ1のリムルダールの真南の『聖なるほこら』のようです。
『聖なるほこら』は賢者に縁のある場所です。
ゲーム版DQ3時代ではここで賢者から『にじのしずく』を受け取っています。ロト紋版でも同様だったとすると、DQ3時代以降は賢者が不在となり紋継時代にベゼル達が移り住んだという事になります。
『ルビスの使いの精霊』という点に着目するとDQ3のメルキド南にある『精霊のほこら』になりますが、ここはDQ1には登場しない上、DQ2では別の場所を示すようになります。
クインゾルマが世界樹と一体化した時に世界中に根を張り巡らせて地形を変化させています。ロト紋的にはこの時にDQ3の地形からDQ1への地形へと変化した事になっています。紋継最終話の時点では『精霊のほこら』はすでに破壊されメルキドの南には毒沼が広がっている状態になっています。
『聖なる祠』か『精霊の祠』かで悩むが橋が描かれているのでDQ1の『聖なる祠』一択になる
新天地
デルコンダル
場所 | 内容 | 出典話数 |
新天地 |
ラーニャ、ジル、ハイネ(飛竜も?) アブサン、アバダン、アラモ、 ソフィア、ダスター、ギムレット 闘技場を作る
*飛空艇はラーニャが譲り受ける |
紋継323話 |
闘技場という事でDQ2のデルコンダルの前身と捉えていいと思います。
と言う事はデルコンダル王家の始祖はラーニャという事に?
戦いを観戦=武闘大会、繋がりそうですね…
ハイネの傍らに翼竜がいますが頭の形がドムドーラの翼竜ではないような…ドムドーラの翼竜は後頭部が後ろに長いのですが、ハイネの隣の翼竜は後頭部の形が丸く頭にヒレが付いているようです。地上世界から一緒にやってきたのかもしれません。
空を飛ぶ乗り物はDQ1・DQ2に登場しないので飛空艇は長くはもたなかったようです。
闘技場を作るラーニャ達
ザハン?
場所 | 内容 | 出典話数 |
新天地 炎のほこら? ザハン? |
紋継323話 |
DQ2で世界樹近くにある場所は、炎のほこら、南東の島のほこら、ザハンの町。世界樹から最も近いが何もない炎のほこらか、少し離れるが神殿のあるザハンかの2択かと思います。DQ2に関連させるのならザハンの前身と捉えるほうがいい気がします。
孤島に立派な教会を建てるサバトとエメリア
シガンが協力してくれたのかもしれない
教会のマークが大地の精霊恩寵教団の逆Y字に似ているような?
テパの村?
場所 | 内容 | 出典話数 |
新天地 テパの村? |
リー、ユイ、キラ、ヤオ、ファン、ネクロスが定住する |
紋継323話 |
建物は和風・中華風に見えるような…でもDQ1・DQ2にそういった施設はないようです。他のメンバーの移住地から離れている所、山奥らしい場所と言うと、テパの村かあたりかもしれません。
右側に城壁のような物が見えるので一瞬サマルトリアかとも思うのですが、サマルトリアの建国はロトの血脈が行うのでリー達が関与する事はないはずです。
ゾーマとの最終決戦でリーからちぎり取られ踏みつぶされたネクロスが元気にしています。もう剣とは呼べないルックスになっていますがこれはこれでキモ可愛いです。
手前にいる犬が一見シーザーのように見えますが、以前のシーザーに首回りの白い毛はありません。リーの左腕は普通に見えますが、シーザーが分離した新たな形なのか、他犬の空似なのか…紋継32巻287話では『思いが一つならいつかきっと会える』とされているのでシーザーが復活したとも考えられます。
剣王はフルカスの遺伝が強く継承されているように見えます(特に顔) リーはキラの若い頃にそっくりですしゆくゆくはフルカス顔になっていくんでしょうか。嫁となるユイは身体的に魔物の特徴が現れていて少し普通の人間ではなくなっています。次世代の剣王・拳王がどうなるのか?予想がつきません。
DQ3時代以降に始まった『三人のケンオウ』は、DQ1以降は古から存在し続ける賢王・賢者だけが描かれています。剣王・拳王も血統として残っていくとは思いますが、DQ1は一人旅だしDQ2は勇者のみのパーティーだし…DQ7後期説であれば後の時代に登場する事も可能かもしれませんが現時点では描写がありません。
山奥で暮らしているように見えるリー達
謎の多い1コマ
行方不明
仲間達の大体の消息は掴めていますが、アルスとティーエ、アロスについては消息不明とされています。
アルスとティーエはすでに地上世界に移動して生活していると思われます。
アロスはゾーマとの最終決戦で世界中の人々と共鳴している事もあり超有名人となっているはずです。目撃情報が集まらないという事はピエタを初めとする妖精達に関わっているか人々から離れた場所でチキと共に生活しているか…鷹の師団での下積みが長かった事もあり生活力は高いと思われます。
2.玉座の前の会話
場所 | 内容 | 出典話数 |
ア・カギ女王、ドノバン王、ミモとの会話 *ア・カギのお腹が大きくなっている *ドノバンはドノバン王になっている
この後シルシル・ミシルはベゼルと合流して 竜王城に行く予定 *竜王に呼び出されている、用向きは不明 |
紋継323話 |
ア・カギとの謁見の場面、ゾーマとの最終決戦から1年後に戻します。
女王の役職が板についているア・カギ
傍らのミモは相変わらず
懐妊したア・カギのお腹が大きくなっています。
ゴドム編ありの場合、DQ1時代のラダトームを統治するラルス16世へと血筋を繋げる事になります。
ゴドム編なしで15年後にDQ1となる場合、ア・カギはローラ姫を出産する事になります。
ア・カギのお腹はだいぶ大きく出産が近くなっている
シルシルとミシルが竜王城での会合前になぜラダトーム城へ寄ったのかは不明です。近いから単に寄っただけとも取れますが、竜王城での会合の前に何事かをラダトーム伝えるよう指示されたとも考えられます。
竜王城
場所 | 内容 | 出典話数 |
竜王城 |
竜王が城を再建している 地下世界に逃げてきた魔物達を集めている 未来の事を危惧している素振りがある |
紋継323話 |
玉座の前の会話では仲間達について角の丸いコマで回想風に語っています。竜王については通常コマでリアルタイム風に語っています。
再建している竜王城は紋継時代の尖った形状ではなくなっています。中央に大きな尖塔がくる形状はDQ1のパッケージ絵やDQⅩドラゴンクエスト誕生30周年記念イベント『 竜王城の決戦 』に近いです。紋継では城の変移を印象付けるために敢えて異なった形状にしていた為、次の時代への移り変わりがわかりやすくなっています。
竜王を警戒するア・カギとドノバンにシルシルとミシルが答える場面
シルシルとミシルは竜王との付き合いがあるからか心の機微が読み取れる
竜王城には足場が組まれておりこの時点では修復が完了していない事がポイント
竜王はベゼルとシルシルとミシルを呼び出しています。恐らく今後の話、DQ1とDQ2に備える話がされるのでしょう。
何となく、この会合には現勇者であるアロスも呼ばれるような気がします。この時点でラダトームの面々やシルシルとミシルはアロスの消息を知りませんが、逆を返せば他の面々であれば知っている可能性もあると言う事。紋継18巻189話のようにのろいのカガミを使うなりしてアロスを捜し当てる事はできそうに思えます。
天空界
紋継323話の最後、タイミング的に竜王との話し合いが始まる前頃でしょうか。
天空界でのスペクトリア達の様子が描かれています。
スペクトリアは天空界で卵から孵った子供と過ごしています。
竜王にも奥さんがいた。彼は倒される前に竜王の血を分けた子孫を残した。
悪の世界では一流だったから戦いの場に女子供を出さなかった。
中村光一氏のコメントを忠実に再現するのであれば、スペクトリアと子供はDQ1時代はずっと天空界で過ごすのでしょう。竜王が倒されDQ1時代が終わった後に子孫が竜王城にやってきてDQ2時代になっていくようです。
スペクトリアと子供に関してはDQ2時代への布石
この時点での天空界には2つの浮遊城が存在している
3.竜王城での会合
竜王城で行われる会話について考えます。
邪神シドー
シドーが再び現れる事を予見しています。これにどう対抗していくのかが議題となります。
アロスは竜王城の地下深く 大魔王ゾーマの玉座の間で邪神シドーと対決している
シドーはアルト時代の勇者を覚えておりここ紋継時代でも勇者への憎しみを募らす事になる
この結果は竜王が仕組んだものとされておりDQ2時代に向かっての準備となる
シドー関係に関しては以下のインタビュー記事があります。
つまり竜王は、シドーの存在自体は異魔神の時代から知ってはいたけど、邪心の像を通信機扱いするなど、眼中になかった。しかし、放っておくと、のちのち厄介な存在でもあることも知っている。で、アロスに倒させた。 結局はこれも問題を先送りにしただけではありますが。竜王が「I」で再び勇者の前に立ちはだかる事になる大きな理由になればと考えています。
竜王は未来の脅威となるシドーに対抗するために自らも役割を負わなければならない、という事をすでにこの頃から考えていると。紋継時代の竜王はDQBの竜王と同様に世界の管理者たる側面を持っていますよね。DQBはDQ1のifルートで勇者を失格と見なすと同時に人間全体にもそのような審判を下す事になりますが…
紋継時代の竜王にとって人間は独自の強さを持つ者達であり世界を任せられる存在と考えられています。
最終決戦後もこのスタンスを維持したままDQ1時代へと突入していく
光の玉
ゾーマとの最終決戦の最中に竜神族である竜王の元に光の玉が戻ります。
光の玉をどうするかについて考えます。
ロト紋での最終話同様に紋継でもりゅうおうローブを纏っている
ゾーマとの最終決戦での闇の衣の事もありロト紋最終話よりガッツリ痩せこけている
玉座の両脇に丸い玉が2つあるがサイズが異なるので光の玉とかではない
単なるオシャレ照明だと思われる
ロト紋シリーズでの光の玉の効果は以下の5つです。
暗黒のオーブが無くなった事により光の玉で地下世界を無限彩光の地にする必要はなくなっています。メタ的にはロト紋シリーズの未来がFC版DQ1からリメイク版DQ1に変更されたので無限彩光の地にする事はマズい状態です。
紋継時代の次の時代はゴドム編になる場合もある
ゴドムの町には昼夜が訪れている
ロト紋での光の玉は地下世界の気象をコントロールしています。地下世界で生きる者達にとって光の玉のこの機能は有用性が高い物です。
ゲーム版DQ1での光の玉は魔物を封じ込める力があるとされていますが、ロト紋版の光の玉にはそういった能力はありません。ゲーム版DQ1ではラダトーム城から竜王が光の玉を奪った事により物語が展開していきます。竜王が人間と対立するきっかけとなる物であり、ゲーム版に寄せた展開になるのであればいつまでも竜王の手にあってはならない物だと考えられます。
光の玉は再び竜王から人間側に貸与もしくは譲渡されるのではないでしょうか。ロト紋版の地下世界において光の玉の必要性はゲーム版とは異なる側面を持ちDQ1での勇者への試練開始の合図として活用されるのかもしれません。
と言ってみたものの、実はエデンで描かれているDQ1時代の様子には光の玉らしき描写がないような気も…ゲームに寄せないでスルーという事もあり得る状態です。
エデンで描かれているDQ1時代の様子
キーアイテムが複数描かれているが光の玉そのものは描かれていない
竜王の後光が何かそれなんですかね…
上記の竜王と光の玉の考察はゴドム編ありの場合です。
ゴドム編なしで15年後にDQ1となる場合は、竜王自ら勇者の試練を促しラルス16世、ローラ姫、三賢者と共謀しています。勇者が旅立つ理由はローラ姫救出の為とされており、光の玉については触れられていません。この場合の竜王はかなり人間に近しい立場にあるようなのでわざわざ光の玉を人間側に渡す理由はない気がしてしまいます。地下世界の為に自ら光の玉を管理していてもおかしくはありません。
更継での画策の場面 ローラ姫がさらわれる事は決定している
光の玉については何も話されていない
ロトの装備
真の勇者たる者の装備・ロトの装備についても確認しておくのではないでしょうか。
この時点で王者の剣は竜王が保管、ロトの装備はドムドーラでボルゴイが保管しています。
気になるのが王者の剣の刀身の文字です。ゲーム版ではルーン文字で『DRAGON QUEST』と入れられていますが、ロト紋ではロト紋時代初期頃に『なまくら刀』に変えられ紋継時代でのゾーマとの最終決戦までそのままできています。ゲーム版に戻すんでしょうかねぇ…
ロト紋執筆時はロト紋の未来はFC版DQ1でありゲーム版の設定に回帰する必要があったように思えます。
紋継執筆時では漫画版DQ7・エデンの戦士たちが執筆済となっています。DQ7後期説であり漫画版DQ7もロト紋シリーズの一作品とすれば、以降の時代も王者の剣の文字は『なまくら刀』のままでもらしくていい気がします。
DQ1の後の時代であるDQ2、時代のはっきりしないDQ7、両方の時代に王者の剣が存在している
刀身の文字は確認できない
虹のしずくとロトの紋章
DQ1での勇者の試練では竜王がラスボスとなります。勇者が竜王城にたどり着くために虹のしずくなどを用意しておかなければなりません。
エデンでのDQ1勇者の動きや更継の描写を見るに、虹のしずくの入手はDQ3時代を踏襲しています。メタ的にはDQ3がDQ1をなぞらえています。更継ではDQ1時代に三賢者がDQ3時代を再現するために虹のしずくを分離しようとしています。紋継時代終盤の時点では虹のしずくはまだ原型をとどめているようです。
更継での場面 DQ1開始直前の時点ではまだ虹のしずくが存在している
先の時代に虹のしずくの取得を再現するためにはロトの紋章が必要となります。
ロトの紋章は現勇者であるアロスにしか用意する事ができません。勇者とは世界の秩序のために存在し続ける者でもあり、竜王城での会合にはアロスも呼ばれていたように思えます。もしそうならば紋章についても議論したのではないでしょうか。
4.ロトの紋章の原状復帰
場所 | 内容 | 出典話数 |
場所不明 |
アロスが紋章剣から紋章を外す |
紋継324話 |
DQ1に向けての準備の一つ、紋章の原状復帰です。
ロト紋では分かれた紋章を1つに戻し異魔神との最終決戦でいずこかへ飛ばされていました。続編の紋継では剣と一体化させて使用しているので紋章だけの状態に戻さなければなりません。
地下世界限定&鍛冶的アプローチであればステアホープのベイクを頼る事になるかと思います。ただ錬金釜を使ってガッチリ一体化されてしまっているようにも見え、人の手で取り外せるかどうか…ベゼルに時の砂の魔法をかけてもらえば分解は可能だと思います。
5.ラストエピソード
ラストエピソードは紋継34巻324話が該当します。
全てのコマが黒枠で描かれており部分的にクレジット表記が入っています。
紋継のエピローグ部分となります。
このラストエピソードはラダトーム城での玉座前の会話や竜王城での会合からある程度時間が経過しているようです。玉座前での会話時は再建中だった竜王城が完成しています。具体的にどれくらいの期間かは不明ですが、アロスを初め登場人物達にあまり変化がないようなので数年という事はないかと思われます。
ひとまず1~2·3か月程度としゾーマとの最終決戦から1年後+αとして捉えます。
アロスとチキが竜王城より南の位置を飛んでいる
右が魔の島と竜王城
この場面では足場が取り除かれ再建が完了している
DQ1開始直前の更継での描写ではまた少し形状が変わっている
ルイーダの酒場
場所 | 内容 | 出典話数 |
ルイーダと共にマムルとアスリーンが 酒場を切り盛りしている |
紋継324話 |
アリアハン大陸はアリアハンでのグノン戦で消失したのでルイーダの酒場は別の場所で新たに再建されています。アリアハン城が現実の世界でのフランスで再建されているのでルイーダの酒場も同様の場所に存在しているかもしれません。
マムルとアスリーンには見た目の変化はありませんがルイーダの目元が少し変わっています。
紋継時代のアリアハンでのグノン戦時にポロンが地下世界に魔物を移動させたため、地上世界の魔物は少数になっているようです。
「ルイーダの酒場は永遠です!」と言われていますが、DQ7後期説の場合、DQ7にはルイーダの酒場は登場していません。惑星は異なるかもしれませんが、先の未来であるDQ10には冒険者の酒場が各地に存在しています。時系列は考察しようがありませんが他のスピンオフ作品にも酒場は登場しています。永遠と言えば永遠の存在にはなっていると捉える所でしょうか。
ルイーダと共に働くマムルとアスリーン
マムルは海運業を営み船員も雇っているように見えたがここでは調理を担当している
転職したのかは不明
アルスとティーエ
場所 | 内容 | 出典話数 |
地上世界 場所不明 |
アルスとティーエが暮らす |
紋継324話 |
紋継時代のゾーマとの最終決戦から1年後の頃は地下世界では目撃されていなかったアルス達ですが、この頃は地上世界で目撃されています。
地上世界と地下世界の分断としてギアガの大穴を塞ぎましたが、まったく往来できない訳ではないと。ティーエは高位の大地の精霊の能力を持っているのでシガンのように自由に移動できるのではないでしょうか。
ゴドム編ありの場合でも、ゴドム編なしで15年後にDQ1となる場合でも、紋継後のアルスとティーエは地下世界に戻ってくるように思えます。わざわざ地上世界に現れ滞在していた理由は何だったのか?新たな災厄か?DQ1・DQ2を通り越してDQ7の仕込みか?と思うとぞわぞわするものがあります。
アルスとティーエが地上世界のどこにいたのかは不明
アルスとティーエの子供が誕生している様子はエデンで描かれている
以前あった公式HP上で『アルスの息子は悲惨な人生を歩む』とコメントされている
子供がロトの紋章のようなものを手にしているがロトの紋章のレプリカのはず
本物は地下世界のアロスが所持しているかメルキド南の毒沼に落とされている
エジンベア
場所 | 内容 | 出典話数 |
リチャードが南の方角を見ている |
紋継324話 |
飛空船が飛んで行く様を見ながらリチャードが未来について思案しています。
飛空船は雪を被った針葉樹の森を抜けエジンベア上空を通過していきます。現実での世界と照らし合わせるとスコットランドから南下してくるように見えます。
この飛空船の移動ルートに合わせ各地の様子が描かれていきます。
地上世界はその後も三国の影響が強いと思われる
三王の中のリーダー格であるリチャード王は世界を率いる存在と言っても過言ではない
アリアハン城
場所 | 内容 | 出典話数 |
アリアハン城の再建が完了している |
紋継324話 |
紋継時代のアリアハンでのグノン戦でアリアハン大陸は消失しました。その後新たな土地でアリアハン城は再建を続けていました。
建造中のアリアハン城
この時点では場所が明確になっておらず
モン・サン=ミシェルのような建造だとは思ったものの
アリアハン大陸があった場所に残った小島に建造していると思っていた
ラストエピソードでエジンベアを通過して南下する飛空船により、アリアハン城は
現実の世界でのフランスで再建を終えていた事が判明します。
建造中も城へと続く道がめちゃくちゃモン・サン=ミシェルに似ていたニューアリアハン城だが
建造後もめちゃくちゃモン・サン=ミシェルだった
このアングルでは道の向こう側(画像右中央)にうっすらとエジンベアが見えている
エジンベアの見え方からニューアリアハン城は現実でのモン・サン=ミシェルの立地とは少し異なるらしい
もう少し北側のシェルブール近辺か西側に道が伸びる位置に建造される等の差異があるように見える
新たに建造されたアリアハン城はDQ3時代に登場した謎の城に形状が似ていますが完全一致ではありませんね。
奥に見える城がアリアハン城のようにも思えるが
橋が長く城の形状が細かくロト紋・紋継時代とは異なっている
DQ3の地上世界に他に該当しそうな城はないし…
仮にアリアハン城だとしても紋継時代のニューアリアハン城はこの城の再現ではないようだ
ポルトガ
アリアハンでのグノン戦時とゾーマとの最終決戦時に炎上していたポルトガの町ですが、再建が果たされています。
ポルトガの町 関連する人物の姿は描かれていない
イシス
場所 | 内容 | 出典話数 |
イシス |
ムスタファとジェファが町を散策している |
紋継324話 |
街中を散策するムスタファとジェファが描かれています。
イシスはゾーマとの最終決戦時に宮殿などが崩壊していましたが、再建が果たされ賑わいを取り戻しています。
ファンがオーナーだった劇場が残っているようですが、ファンが地下世界に移住してしまったので別のオーナが経営しているのでしょうか。
イシスの町を散策するムスタファとジェファ
北オアシスから人型巨人兵器がなくなっている様子が描かれています。
ロト紋シリーズではローラン・カーメンや拳王の隠れ里等、ロト紋オリジナルの場所を消失させDQ3に合わせる描写がいくつかなされています。北オアシスもロト紋オリジナルですが消失はしていないようです。南オアシスも同様かもしれません。
北オアシスのその後
気持ち木々の背が伸びただろうか?
画像左中央、オアシスの向こうに破壊されたピラミッドがうっすらと見えている
カーメン
カーメンは紋継時代のバラモス戦時に人が離れて1年以上経っています。廃墟となっていますがシガンの祝福の奇跡で蘇ったバラが生い茂っています。
廃墟となったカーメン
地上部は崩壊しているが地下のバラモスの玉座の間や
ネクロゴンドの洞窟に通じる神話時代から続く魔界の実力者達の墓場は残っているかもしれない
テドン
場所 | 内容 | 出典話数 |
イシス |
ポロンと子供達が出航する サクヤ達が見送る
*カミーロとマレーナの姿がない *子供達が一部合致しない? |
紋継324話 |
紋継時代のゾーマとの最終決戦時には各地の建造物が崩壊していましたが、ポロンの家である造船所はビクともせずそのまま残っています。
ポロンが子供達と出航する場面が描かれています。6人の子供がいるはずですが微妙に合致していないような気も…
この場面にカミーロはいないようです。マレーナもいないように見えます。カミーロは年齢が年齢なだけにもしや…という事もあり得るんでしょうか…カミーロが元気であればロングヘアの造船技師希望のお姉ちゃんは技術取得のために一緒にどこかへ行っている可能性もあるような気がします。
紋継時代のゾーマとの最終決戦時のポロン達
子供達はテドン編の頃から変わっていない
この時はカミーロとマレーナが一緒に暮らしている
子供達と出航するポロン
船の上には3人の子供 一番右が誰とも合致しないような…
家の前にはサクヤと子供達 一番右が誰とも合致しないような…
上のロングヘアの造船技師希望のお姉ちゃんと色黒の小さな男の子がいないように見える
(見送り組の一番右が造船技師希望のお姉ちゃんかもしれないが)
ジパング
場所 | 内容 | 出典話数 |
イヨ、イズナ、イト、赤子が飛空船を見上げる
*飛空船は西から東へ移動する? *宮殿の位置が変わった? |
紋継324話 | |
エッゾ |
コロポックル達が飛空船を見ている
*飛空船が南からやってくる |
紋継324話 |
エジンベアを出発した飛空船は南下してテドンまで移動した後、北東に進路を取りジパングまでやってきます。
現実でのテドン(ヨハネスブルグ)とジパング(東京)の時差は7時間。ジパングが7時間進んでいます。飛空船の移動速度がわからないので詳細は不明ですが、時差表現が入っているかもしれません。ジパングの空に午後半ば~夕方前くらいの処理が入っています。
イヨ達が飛空船を見上げています。紋継時代のゾーマとの最終決戦時に生まれた子が少し大きくなっています。性別は不明だったはず。
ロト紋時代のジパングは現実で言う所の富士山の南側に位置していたように思えます。紋継でも引き続き同様の場所にあったように見えます。
この場面では飛空船の向きからイカルガ宮が富士山より北側にあるように見えます。紋継時代ではアリアハンでのグノン戦時とゾーマとの最終決戦時に宮殿が損傷しています。どちらかのタイミングで場所を移動していたのでしょうか?
メジャーな場所だと現実の出雲大社は富士山から遠すぎますし、伊勢神宮ではこのアングルは無理そうです。現実でのモデルはないのかもしれません。
テドンから飛来し北東のエッゾへ向かう飛空船を見上げるイヨ達
飛空船が左へ向かっている
富士山との位置関係を考えると富士山の北側から見ているように思われる
スー
飛空船はテドンからジパングを経由してスーへとやってきます。
現実でのジパング(東京)とスー(デンバー)との時差は15時間。ジパングが15時間進んでいます。スーは夜空が描かれていますが時差表現であれば前日の夜明け前となるのでしょうか?
煙草を吸う人物は髪型が変わっているが族長だろうか?
ランシール
飛空船はスーからそのまま進みランシールへとやってきます。
現実でのスー(デンバー)とランシール(オーストラリア)の時差は16時間。ランシールが16時間進んでいます。飛空船の移動速度がわかりませんが、時差表現を考慮すると午後半ば~夕方前くらいの処理が入っているように思えます。
放牧が行われているのでランシールだと思われる
関連する人物の姿は描かれていない
地下世界
場所 | 内容 | 出典話数 |
メルキド南 |
アロスがチキに乗っている 紋章剣から外した紋章を持っている 未来に託して放ち紋章が毒沼に落ちる *DQ1で紋章を拾う場所
王女の愛の結晶が現れる *ローラ姫誕生まで宇宙に漂い続ける |
紋継324話 |
ラストエピソードまでにアロスは紋章剣から紋章を外しています。
ラダトーム城・竜王城付近を通りメルキドまで移動しているようです。
手前の陸地の間に橋、右側の小島に塔のようなもの
メルキドの南でアロスは希望を込めて紋章を世に返します。
なぜこの場所に紋章を放り投げるのか?メタ的にはDQ1ではメルキド南の毒沼で紋章を拾うからです。とにかくメタ的な理由でここでないとダメですね。
ロト紋時代の異魔神との最終決戦ではどこへ飛ばされたのかが明確になっていなかった紋章だが
紋継時代ではDQ1時代に備えてしっかりと毒沼に落とす
竜王と話し合った結果なのか、自身のみで決めた結果なのかははっきりしていない
アロスの未来の勇者への想いは強く、その願いから結晶が出現します。
アロスの願いに応じてゼロから物品が生成された、と言うのは何だかやりすぎ感があります。アロスの願いに応じて古代の遺物が現れた、くらいが腑に落ちる気がします。
結晶出現の場面
『紋章はきっと君の手に届く』が叶って欲しいとの願いに何者かが応えた結果とも捉えられる
更継では結晶が加工され『王女の愛』と命名されるのはDQ1開始直前とされている
ロトの紋章・ロトのしるしが行方不明なのは三賢者も把握している
紋継時代終盤の竜王城で今後の計画を練った時にアロスも同席してそのように決めたからか
それともアロスが単独で行動した後に本人から顛末を聞いたからか
詳細は不明
『王女の愛』については以下のような解釈があるようです。
道具として使うと、次のレベルまでの必要経験値と現在地からラダトームまでの歩数を教えてくれる。
位置情報まで教えてくれる辺り、トランシーバーというレベルではなく、GPS機能付き携帯電話に近い。
このアイテムの謎は【みちくさ冒険ガイド】でも言及されており、同書に登場した理学博士の福江純教授によると、やはりGPS技術が使われていると思われるとのことである。
また、GPSに欠かせない人工衛星は、超古代文明の遺跡ではないだろうかとの推論を出しており、その受信機がこの王女の愛だという分析である。
GPS機能と人工衛星…ロト紋時代の紋章を通じてのオメガルーラもそのような機構で起動しているように思われました。作中ですでにそういったものが描かれているので『王女の愛』の解釈に違和感はないです。
6.ロト紋シリーズ内での変化
ロト紋はDQ3からロト紋シリーズへと繋ぐ描写が多かったのに対し、紋継はDQ1等の先の物語や現実世界へ繋ぐ描写が多く登場しました。ロト紋シリーズ内に登場した先の時代や現実世界へ繋げるための出来事を挙げて行きます。
大地の精霊恩寵教団消滅
地上世界にあった大地の精霊恩寵教団はアルト時代にゾーマによって破壊されている
蛮族の神殿消失
地上世界にあった蛮族の神殿はロト紋時代に破壊されている
ムー帝国滅亡
地上世界にあったムー帝国はムー時代に異魔神によって破壊されている
ルザミ消失
地上世界にあったルザミはロト紋時代に暴走したリバイアサンによって壊滅している
竜王に竜の杖が戻る
竜王が竜神族として覚醒する
ロト紋時代に竜王がオーブの間の光の防御に身をさらし自身が竜神である事を自覚する
光の玉を受け取り母である竜の女王を意識する
ローラン王国消滅
ロト紋時代の異魔神復活の際にローラン城が破壊されている
紋継時代にローラン王国王子のアランはラダトーム国王になった為ローラン王国は消滅している
拳王の隠れ里消滅
ロト紋時代に拳王の隠れ里はサーバインによって壊滅している
一時キラとヤオが暮らしていたが異魔神討伐後に剣王の里に移り住んでいる
闇のオーブ消滅
ロト紋時代に異魔神との最終決戦前に闇のオーブが破壊されている
時差の表現
エデンでの設定
時差について記されており紋継でも同様の設定となっている
魔克爆弾実験
紋継時代にバハラタ地方で魔克爆弾実験時が行われている
現実での新疆ウイグル自治区のロプノール湖にて行われた核実験をなぞらえているように思われる
ダーマ神殿破壊
紋継時代にハロルドによってダーマ神殿は破壊されている
シドーと勇者の確執を深める
アルト時代にアルトによって邪神シドーが元の異空間に封印されている
紋継時代にアロスによって再び邪神シドーが次元の彼方に封印されている
地下世界の地形を世界樹の根で変化させる
紋継時代に世界樹の根により大地が変形している
地上世界の地形を世界樹の根で変化させる
紋継時代に世界樹の根により大地が変形している
大地が変形した後に剣を造っているのでクリスタルタワーは残っている
レイアムランド大陸消滅
それに伴い聖なる双生児とレイアムランド大陸が消滅する
ルビスの塔破壊
精霊との契約
紋継時代に三大精霊は勇者とその仲間と契約を交わす
DQ7後期説であれば精霊に関わる一族と関係するようにも見える
三大精霊解放
紋継時代に三大精霊が神器システムより解放されている
神器システムによる呪文の複合化ができなくなる
DQ1時代に存在しない呪文を登場させないため
呪文使いが限定されるようになる
聖域消失
紋継時代の神器システム消滅
神器システムの一部だったダブラの聖域、ウルルの聖域、チュクチの聖域が消滅している
ポルトガ近海の海の聖域は残っているかもしれない
地上世界の魔物の大部分が地下世界に移動する
紋継時代にポロンが地上世界の魔物を地下へ逃がしている
DQ1・2に登場する魔物が多く描かれている
DQ1時代に登場する魔物を限定するため
地上世界の魔物の数が減る
地上世界の世界樹破壊
紋継時代にクインゾルマと一体化した世界樹を魔克爆弾で破壊している
アリアハン大陸消滅
紋継時代のアリアハンでのグノン戦においてアリアハン大陸が消滅する
竜の女王の城の移動
ロト紋時代に異魔神によって破壊されたローラン城を紋継時代にDQ3時代の竜の女王の城として復元する
復元後竜の女王の城は天空界へと移動している
アリアハン城の再建
現実世界でのフランスの位置にモン・サン=ミシェルのような城として再建している
レーベ再建
現実でのヴェネツィアに位置にレーベを再建していると思われる
ルイーダの酒場の再建
紋継時代にアリアハン大陸ごと破壊されたルイーダの酒場を再建している
メルキドの地下施設の封印
メルキドの地下施設 膨大な量の書籍やアイテムが保管されている
紋継時代にシルシル・ミシルが勇者を助けるための研究を終えた後アシモフによって封印される
カーメン王国消滅
紋継時代にカーメンでのバラモスとの戦闘によりカーメンが破壊される
アルスはカーメン国王を退位しカーメン王国が消滅する
ラルス王家の帰還
紋継時代にラルス王家末裔のア・カギがラダトーム女王として即位している
地下世界への世界樹移植
紋継時代に地上世界から持ち出した世界樹の苗木を地下世界へ移植している
巨人人型兵器の消失
紋継時代のギアガの大穴でのゾーマで巨大人型兵器が魔克爆弾として使用されている
地上世界から巨大人型兵器が消滅する
DQ2フィールドの創成
精霊薬の消失
ギアガの大穴が封鎖される前に全ての精霊薬を地下世界へ移動させている
紋継時代のゾーマとの最終決戦で精霊薬は全て使い切っている
ギアガの大穴の封鎖
DQ3時代にギアガの大穴が閉じられたがロト紋~紋継時代では大穴が開いた状態だった
紋継時代に人の手によってギアガの大穴が閉じられている
暗黒のオーブ消滅
紋継時代にゾーマの手によって暗黒のオーブが破壊されている
ルビスと世界樹の融合
紋継時代にルビスが地下世界の世界樹の聖核となっている
ルビスの存在が希薄化する
神鳥の限定再生
紋継時代にラーミアが肉体を失った状態で再生している
ラーミアの存在が希薄化する
ゾーマ討伐
紋継時代に勇者が再び大魔王ゾーマを討伐している
メルキド防衛システムの完成
紋継時代にメルキドの防衛システムが完成する
王者の剣を託す
紋継時代にアルスが竜王に王者の剣を託している
ロトの防具を託す
紋継時代にアルスがボルゴイにロトの鎧などを託している
ゴドム編なしで15年後にDQ1時代となる場合はこのまま安置しDQ1時代を迎える
ゴドム編ありの場合はこの時点ではまだ完全安置とはならない
ア・カギ女王の懐妊
紋継時代にラダトーム王家に復帰したラルス王家の女王ア・カギが懐妊している
ゴドム編なしで15年後にDQ1時代となる場合はローラ姫を誕生させDQ1時代を迎える
ゴドム編ありの場合はラルス16世へと血筋を繋げDQ1時代を迎える
デルコンダル建国
紋継時代にDQ2フィールドへ移住する仲間達
闘技場を建てている
ザハンの興り
紋継時代にDQ2フィールドへ移住する仲間達
教会を建てている
剣王の里消滅
紋継時代に剣王一家がDQ2フィールドに移住している
地上世界の剣王の里から剣王がいなくなるため剣王の里が消滅する
剣王はいなくなるが里自体は通常の里として残るようにも思える
竜王城の再建
紋継時代にクインゾルマやゾーマによって破壊された竜王城を再建している
ゲーム版の形状に近くなっている
DQ1開始直前の更継での描写ではまた少し形状が変わっている
竜王の子供の誕生
紋継時代に竜王とスペクトリアの子供が誕生している
紋章をメルキド南の毒沼へ移す
紋継時代にアロスによってメルキド南の毒沼に紋章が落とされる
結晶の出現
紋継時代にアロスの願いに応じて王女の愛の元となる結晶が出現している
この結晶は一度は地上を離れ宇宙を漂うがローラ姫誕生の折に再び地上へ戻ってくる
ゴドム編もしくはDQ1へと続きます。
部分修正(主にゴドム編の有り無しについて追加修正)
※ 紙媒体の漫画をスキャンした物を引用している箇所があります。
冊子スキャン時特有の歪みやノイズが出ている所があります。
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