ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章・紋章を継ぐ者達へ 考察 紋継・失われし日編 【2022.8.16更新】
紋継:失われし日編とは、紋継1話開始より5年前の失われし日の出来事です。
世界樹枯死と神器喪失による呪文消失、アルスの封印、ラダトーム城異変による世界の要人・聖戦士の消失が起こります。ラーミアの祠にも異変が起こります。
7代目ロトのアニスはクインゾルマとラーミアによって卵の中の世界へと誘われてしまいます。7代目ロトのアロスは封印を免れたものの盗賊団に所属する事になり、王家や勇者といった本来送るべきはずだった生き方から大きくかけ離れていきます。
断片的に語られる出来事の時系列を考察していきます。
*この記事には2022/12/2発売のヤングガンガン2022 NO.24に掲載された短編の影響はありません。
0.異変の時系列
失われし日には4つの異変が起こります。その時系列は明確になっていません。4つの異変の内世界樹枯死、神器喪失、ラダトーム城異変の3つに関しては時系列を推測する事ができます。
1・神器喪失時・ラダトーム城異変時に全ての呪文が使えない場合
神器喪失時とラダトーム城異変時の最中に呪文が使えない事が判明しています。回復系呪文だけは使えるとはされていないので全ての呪文が使えないとするならば、3つの異変の順番は以下のように推測されます。
2.ラダトーム城異変の後に世界樹枯死が起こった場合
ラダトーム城異変でラーミアがアニスを卵の中の世界へ引き込みますが、再びアニスの前に現れるまで空白の時間があるように見えます。この時に世界樹の聖核を転送していたとするならば、3つの異変の順番は以下のように推測されます。
ここでは1の順番として考えていきます。
1.前触れ
場所 | 内容 | 出典話数 |
全世界 |
不気味な地鳴りが地上世界・地下世界を揺るがす
*神器喪失時? *世界樹の異変時? |
紋継1話 |
紋継1巻1話の冒頭部分です。
失われし日に大きな地鳴りがあったとされています。
失われし日より1週間の魔克爆弾実験時であればバハラタ発掘現場からほど近いバハラタの町やイシスで地震・地鳴りがあったと明言されています。サマンオサ地方の剣王の里では空の変化が確認されていますが地鳴りについては明言されていません。
失われし日ではラダトーム城異変の際に地鳴りは発生していません。
神器喪失の際には船上で何かの異変について話し合っている人物がいます。ここから神座から神器が離れた際に地鳴りが起こったと考える事ができます。ただ、神器喪失より後のラダトーム城では地鳴りについて話している人物は描かれていません。
世界樹の異変の際には特に何事かがあったかは明言されていませんが、世界樹の異変が神器喪失の前であれば世界樹の異変時に地鳴りが起こったと考える事もできます。ただ紋継17巻180話のエメリアの話を見る限り、世界樹の異変は静かに起こっていたかのようにも見えます。
あまりはっきりと描写はされていないものの、失われし日の地鳴りが発生するのなら神器喪失時か世界樹の聖核転送時かのどちらかになると思います。
神器が神座から離れてしばらく経った時の様子
上の人物2人が何か大きな異変があったような事を口にしている
2.世界樹枯死
場所 | 内容 | 出典話数 |
【紋継1話開始より5年前】 失われし日に世界樹に異変が起こる |
紋継180話 |
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物質転送能力で卵の中の世界へ転送させる 世界樹は枯れ精霊達は力を失う 回復呪文の消失を招く |
紋継230話 |
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本来世界樹が魂の受け皿となり 冥界に行く前に蘇生するための機会を与えている 世界樹が機能しなければ いずれ冥界に行き天国か地獄かに振り分けられるまで 留まり続けるしかない |
紋継252話 |
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魔に侵されその葉を失った時から 世界樹は魂を導く存在ではなくなる 多くの魂が寄る辺なく世界樹の周りを彷徨っている |
紋継278話 |
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世界樹をいずれどこかで復活させる使命を持ち ルビスから希望を託され憑代となる |
紋継276話 |
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世界樹が闇に飲み込まれる直前に 再生の希望を込めて枝を託される |
紋継300話 |
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*迷えるユイの魂が世界樹にやってくるまで |
紋継232話 |
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紋継284話 |
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シガンは神器システムに組み込まれていない精霊 |
紋継282話 紋継284話 |
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シガンの属性呪文は鋼鉄変化、洞窟脱出、バリア通過
*日常的には使わない呪文 三大精霊の影響を受け使えなくなっていた? *三大精霊が解放されると大地の精霊が活発になる シガンが行動を開始したのは三大精霊解放後 |
紋継282話 |
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天空界 |
世界樹を失いルビスが大地の力を得られなくなる 容体の悪いルビスが天空界に留まる、意識はしっかりしている |
紋継299話 |
聖核の有無と蘇生条件の変化
失われし日の出来事の内、世界樹の異変については詳しい描写はありません。世界樹から聖核が失われた事を知っているのは実行犯であるラーミアとクインゾルマ、被害者側であるルビスとホイミ爺です。天空界の面々も知っていたかもしれません。
聖核の絵はロト紋14巻82話と同じ構図だが微妙に異なっている
人間達が失われし日に世界樹に異変が起こったと知るのはかなり後の5.5年後です。エメリア達の研究により判明しています。
人間側の見解はエメリアが語っている
5.5年後の時点で聖核が奪われた事は知らない
世界樹が枯れている事は5.5年経たなくても目視で確認できているはず
ロト紋時代にも何らかの理由で世界樹は枯れていましたが聖核は残っており回復呪文の使用はできていました。紋継時代では聖核が失われ一切の回復呪文が使用できなくなっています。また紋継時代では蘇生の条件も変わっています。
- ロト紋:魂が冥界に行っても蘇生は可能
- 紋 継:魂が冥界に行ったら原則蘇生は不可能
詳しい内容は以下の記事を参照下さい。
【呪文や神器などについて】
ホイミ爺
ホイミ爺が行動を開始するのは失われし日から約5年後、ユイが世界樹にやってきた時からです、他にも死者が世界樹を訪れていたはずなのになぜユイだけ特別なのかは不明です。ホイミ爺は失われし日より約5年間眠りについており、目覚めた時にユイがやってきた…とかでしょうか。
魂だけとなったユイが世界樹にやってくる
小さな枝がホイミ爺
シガン
シガンは世界樹を育む立場なので世界樹がなくても行動できる気がしますが、シガンが行動を開始するのは三大精霊解放後からです。それまでは世界樹の元に留まっています。
シガンについては以下の記事を参照下さい。
【呪文や神器などについて】
シガンはアルト時代に命の大樹が地上世界に移植された時からとどまり続ける
3.神器喪失
場所 | 内容 | 出典話数 |
【紋継1話開始より5年前】 イヨとイズナの前に帯剣の儀に向かうはずのアルスが急に現れる アルスはアロスとアニスの帯剣の儀に出られなくなったと告げる
*帯剣の儀を行うのはアロスだけ? アルスはアニスもやると思っている? |
紋継263話 |
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帯剣の儀にイヨとイズナがアルスと同行すると ラダトーム城に連絡する?
*アルスは帯剣の儀に出席できないと言っている アルスの姿を見たジパングの者が3人で出席するものだと思い ラダトーム城に連絡した? |
紋継212話 |
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アルスがイヨとイズナに神器が奪われるという ティーエの予言を告げる 神器を奪いにくる者を捕らえようとする |
紋継263話 |
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クインゾルマが神座の結界を突破するために 再びロウダイを操る |
紋継146話 |
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ロウダイが3つの神器を盗み出す
*三大精霊由来の呪文が消失 *紋継282話、大地の精霊は神器システムと無関係だが 三大精霊の影響を受けている? |
紋継157話 |
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レーベから家出中のベゼルがジパングに到着する 逃げるロウダイを見かける 守長・イサリがアルスと守人達と共にベゼルの前に現れる ベゼルの話からアルスはロウダイが犯人だと判断する
アルスとベゼルが船上でロウダイを発見する アルスがロウダイに話しかける
*丁寧語で接する ロウダイが神器に関わる者であると分かっている
逃げるロウダイにアルスが剣を振る 包みがほどけ潮の神器と雷の神器が床に落ちる ベゼルが目の前に落ちた潮の神器を拾い上げようとする 船に雷が落ち火災が発生する
*紋継142話と同様に オウエンがシュライに協力するよう要請した? |
紋継179話 |
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燃える船をイサリ達が陸から発見する |
紋継17巻 |
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ベゼルが炎の神器を手にする アルスがベゼルが神器と共鳴する者だと知る ベゼルに神器を守るよう頼む |
紋継179話 |
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雷の神器にラーミアが映っている クインゾルマに命じられて神器を奪おうとする |
紋継240話 |
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紋継259話 |
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アルスにシュライが共鳴しラーミアから防ぐ アルスが雷の神器に吸い込まれる
*紋継259話 この時のシュライの影響をクインゾルマが覚えている |
紋継240話 |
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大破する船をイサリ達が陸から発見する |
紋継179話 |
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ロウダイが気付いた時には手元に神器はなく ジパングの海岸に倒れていた |
紋継157話 |
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守長であるイサリや守人達がイヨに報告している 守長であるイサリが女王より神器の奪還を命じられる 他の者は守長の支援と情報収集にあたる 先代守長はイヨへの報告役とする |
紋継35話 |
アルス、イズナ、イヨの出席
アルスがティーエの予言に従いジパングに現れます。この時点で帯剣の儀に出られない事が決定していますが、ラダトーム城のアランはアルス、イズナ、イヨの3人が揃って出席するものだと思っています。アルスを見たジパングの者が先走って確認を取らずにラダトームに連絡を入れてしまったとすればこの状況に説明がつく気もします。
この場面で帯剣の儀をアニスも行うと話しているのはアルスだけです。アニスと帯剣の儀を語っている場面は他にありません。うーん…アルスの勘違いでしょうか…
突然ジパングにアルスが現れ状況を説明する
この間にチュクチの先代守人・ロウダイが神器を盗み出していると思われる
船上火災と爆発
アルスはイヨとイズナと別れイサリ達と行動します。レーベから家出中のベゼルと会いアルスはイサリ達と別れベゼルと行動します。
神器を奪った者(ロウダイ)を追うアルス、守長イサリ、守人達
イサリがアルスに敬語で接している
アルスが船上にいるロウダイに追い付く 丁寧で接している
ロウダイが神器に関わる者であると分かっている
船上での火災については原因が明確にされていません。雷の神器のシュライは無暗に騒動を起こすような性格ではないと思います。紋継14巻142話でオウエンがシュライに力を貸すよう要請しシュライが応じている場面があります。ここの場面でもオウエンが働きかけたのかもしれません。
オウエンが働きかけた理由はベゼルかもしれませんね。ロウダイの包みが解けた時、炎の神器はロウダイが持ったままでありベゼルが潮の神器を拾おうとしています。タイミング的にベゼルの行動を阻止しようとしているようにも見えます。
潮の神器と雷の神器が落ちる
潮の神器を拾おうとするベゼルと雷の神器に映るアルス
この直後雷が船に落ち火災が発生する
オウエンが契約者としてベゼルを見出します。
オウエンは積極的に神器から出ようとしていましたがその方法は知っていません。紋継27巻258話によると賢者であれば方法を知っていると思っていたようです。賢者の素質を持つベゼルを契約者に選んだ理由にはそういった背景があったように思います。
炎からロウダイを庇うアルス ロウダイから炎神器が離れベゼルの前へ投げ出される
ベゼルは潮の神器ではなく炎の神器を手に取る
シュライが頑張ります。
ベゼルが炎の神器を手にした後にラーミアが現れる
アルスとシュライによって大爆発が起こり船は大破する
ベゼルの漂着とアブサンとの出会い
紋継12巻と紋継13巻136話で炎の神器を持ったベセルが漂着し旅立ったばかりのアブサンと出会う場面が描かれています。失われし日・神器喪失後の出来事のように見えますが、アブサンの旅立ちは失われし日より後・イシスとロマリアの戦いより後なので条件が合いません。ベゼルとアブサンの出会いは失われし日より1年以上後のはずです。
ベゼルとアブサンの出会いの場面
失われし日と比べてベゼルの髪が少しだけ伸びているが衣服等はほぼ同じ
アブサンが旅に出るのは失われし日より1年以上後
ベゼルは失われし日以外にも海難事故に遭遇している
聖域
神器喪失の時の各聖域の動きについて記述します。
前提として、ジパングの神座から各聖域に神器が奪われた連絡は入れていません。紋継4巻36話でジパングは聖域の存在を知らない事が明らかになります。知らないのなら連絡の入れようがないので仕方がないです。
各聖域は呪文が使えない事に気付いていないようです。日常的に呪文を使わないのでしょうか。呪文が使えない=神器の異変という発想は起きません。
場所 | 内容 | 出典話数 |
ウルルの聖域 |
【紋継1話開始より5年前】 神器喪失に気付く シュライが共鳴しているので異常な数値が出る
雷の神器の監視装置が機能している シュライが映すものが映像として送られてくるので 場所の特定は容易ですぐに回収する
*場所不明、海辺、朽ちた遺跡、ランシール? *雷の神器由来のアイテムは使えていた
神器を盗んだ犯人の姿の映像はなかった
*犯人がロウダイだとわかっていない *チュクチ・ダブラの聖域、ジパングの神座に 事態の連絡をしていない |
紋継123話 |
チュクチの聖域 |
【紋継1話開始より5年前】 神器喪失に気付かない? ソウカは直接共鳴していないので 異常な数値が出なかった?
潮の神器の監視装置が機能している
ロウダイは自分が犯人である事を隠す 新たな守人にコボナを任命する
*ウルル・ダブラの聖域、ジパングの神座に 事態の連絡をしていない |
紋継157話 |
ダブラの聖域 |
【紋継1話開始より5年前】 神器喪失に気付かない オウエンが炎に反応するので異常な数値が出るはずだが ガイアの剣による炎の神器の監視装置が機能していない |
紋継36話 |
ウルルの聖域
ウルルの聖域は優秀です。雷の神器の監視装置が優秀な事もありさくっと回収します。雷の神器が聖域に安置されているので雷の神器由来のアイテムは使えます。デインは勇者専門ですがギラならOKです。ただしギラはロト紋では炎属性、紋継では雷属性と捉えられているようで判断が難しい所です。もしかしたら炎の剣などのギラの効果は出せたかもしれません。
雷の神器は脅威の速さで回収されていた
回収されている場所は明らかにされていない
建物の雰囲気とジパングからそう離れていない場所という事でランシール近辺だと思われる
他の部署への連絡を怠ったのはよくありませんね。特にジパングの神座。守長・イサリはジパングから離れていますが、先代守長ならいますし奉神の儀はできるようです。あと雷の神器にアルスが入ったままです。ここで本来の守人の役割『精霊と言葉を交わす事』が果たされていれば事態が把握され状況は変わっていたかもしれません。
チュクチの聖域
チュクチの聖域はマジかと。ロウダイは自信を無くして後任にコボナを任命しますが、何だかんだで先代守人となったロウダイがしゃしゃってくるのであまり体制の変化はありません。ロウダイの暗躍により事態は5年間隠し通されます。さすがにダメだろと思います。
船が炎上・爆発し海岸に流れ着くロウダイ
チュクチの聖域のメンバーは何事かに対処するべくロウダイが出かけていった事は知っているはず
ロウダイはしれっと帰り「どうでした?」と聞かれたら何もなかったって答えるわけですよ、ないわー
ダブラの聖域
ダブラの聖域も…DQ3時代からガイアの剣を放置していたツケがここで回ってきます。監視装置さえ動いていれば…紋継4巻36話でイサリを責めますがあまり人の事はとやかく言えないと思います。
100年以上放置したままのガイアの剣
マグマの様子は細かに計測していたが神器の計測は完全にノータッチだった
何が起こったかを知る術もなく5年間の年月が過ぎていく…
4.ラダトーム城異変
場所 | 内容 | 出典話数 |
【紋継1話開始より5年前】 【王の年・王の月・王の日】 アロスとアニス8歳 アランとアステア40歳 |
紋継1話 |
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アロス帯剣の儀、大神官から紋章剣をいただく儀式 帯剣の儀はアロイス以来 |
紋継2話 |
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紋継33話 |
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テドン |
【紋継1話開始より5年前】 ポロンが帯剣の儀に出席する予定だったが ルーラもキメラの翼も使えず ラダトーム城に到着できない事態に陥る |
紋継54話 |
鷹の師団がラダトームにやってくる ア・カギが偵察の為にラダトーム城に入る 正午までにはジェドの元に戻る予定 一番無防備になる式典の最中を狙う
*式典=パレード? |
紋継2話 |
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帯剣の儀 参列者の前でアロスが大神官から剣をいただいている |
紋継10話 |
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ベイツの息子が帯剣の儀に参列する |
紋継22話 |
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キラが訓練所に立ち寄る
*失われし日後のアニスが訓練所でキラに師事している |
紋継211話 紋継223話 紋継225話 |
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帯剣の儀の後、宴の最中 |
紋継2話 紋継6話 |
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宴の後はアロスのパレードが行われる予定 |
紋継61話 |
|
キラがアランとアステアと会話する 呪文が使えなくなっている事を告げる |
紋継212話 |
|
*アランは呪文と神器の関係を知っている ジパング・神座・神器に何事かがあった事に気付いている |
紋継212話 |
|
バラ園 |
アロスとアニスがハンスの幻と会話している ハンスがアロスとアニスを見送っている |
紋継11話 |
*アロスとアニスにはハンスの幻が見える 都合の悪い部分を封印・改竄している? |
紋継73話 |
|
帯剣の儀の後 アロスとアニスが子供達と城内でかくれんぼをする |
紋継2話 紋継6話 紋継11話 紋継91話 |
|
アロスとアニスが一緒に逃げる |
紋継11話 |
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エイベルが厨房を出て地下倉庫へ向かう |
紋継26話 |
|
ア・カギが城内を探索している |
紋継26話 |
|
卵の中の世界 |
紋継91話 |
|
アニスが寂しくないようにと ラダトーム城ごと引き込むよう促す |
紋継214話 |
|
*聖戦士達や勇者のいる帯剣の儀の日が狙い |
紋継213話 |
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この前だっていうことを聞いた 今度だってうまくやる
*紋継225話で魔界からオーブの泉を呼び寄せたこと |
紋継91話 |
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アニスが様子を見てくるためアロスから離れる |
紋継11話 紋継225話 |
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城内の神官がシャナクが使えない事に気付き騒いでいる ア・カギもルーラ・ラリホーが使えない事に気付く ア・カギが衛兵に追われる |
紋継2話 |
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ア・カギが樽の中に隠れる アロスが樽の中に隠れる |
紋継2話 紋継11話 |
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エイベルが地下倉庫で酒を見繕っている |
紋継26話 |
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アロスがアニスに呼びかけられる アロスが応えるが返事がない |
紋継2話 紋継11話 |
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卵の中の世界 |
アロスが隠れたタイミングでラーミアが術をかける
*卵の中の世界に気に入らないアロスを 入れないようにするため |
紋継214話 |
エイベルが異音に気を取られ誤って明かりを消す 真っ暗になるが異音は鳴りやまない |
紋継26話 |
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アニスの返事がない事を不審に思ったアロスが樽から出る |
紋継2話 紋継11話 紋継27話 |
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グラスや金属の食器(鏡と同じ性質を持つもの)に 空間ごと人が吸い込まれる様を目撃して逃げる |
紋継11話 |
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エイベルが地下室から出てくる 空間ごと人が吸い込まれる様を目撃して城外まで逃げる |
紋継26話 |
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アニスが城内を移動している ラーミアが機会を伺っている |
紋継91話 |
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アロスがラーミアによって鏡の中へと 誘われるアニスを発見する アロスはアニスを制止しようとするが ラーミアの攻撃を受け負傷する 自身の名前以外の記憶を失う
*アロス2回目の記憶喪失 |
紋継11話 紋継27話 |
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ア・カギが倒れているアロスを発見する ア・カギが城内を探索するも誰も見つからない
*アロスを連れて城を後にする |
紋継2話 |
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エイベルが城の異変が収まった事を確認する 城内に人の気配がまったくない 何らかの呪いによって人々が消えたと思い込む 自身にも呪いが掛けられていると思い地下世界から逃げ出す |
紋継26話 |
帯剣の儀
帯剣の儀は…一応紋継2巻10話でアロスのみが行い無事終了しているはずで、そのように言及している場面もあります。でも段々と終わってない事になっていくんですよね…まぁパレードまで終わっていませんし家に帰るまでが帯剣の儀と思えば…作中では帯剣の儀の扱いが変化していくので注意するポイントです。
アロスだけが帯剣の儀を行っている場面
宴の最中に帯剣の儀が終わって安堵する人々が描かれている場面
人々が卵の中の世界に取り込まれ時間が進むと帯剣の儀の扱いが変化していく
時間経過による記憶の混乱かとも思われたが…
失われし日より6年後の場面
(アランは10年と話しているが他の年代考証と合わなくなるため6年とする)
卵の中の世界に入っておらず記憶のしっかりしているはずのアロスが帯剣の儀は行われていないとしている
帯剣の儀の設定が変化している事が確認できる
帯剣の儀に地上世界の王族は参加していません。王位継承の表明といった位置付けの儀式ですが、まぁ戴冠式ではないので…といった感じなのか。アリアハンは同盟国ですし参加してもいいように思えてしまいます。同盟国であるジパングのイヨとイズナは参加予定でしたが神器喪失の騒動で欠席してしまいます。結果的にはラダトーム城異変が起こるので地上世界の王族が参加しなかった事は不幸中の幸いとなります。
ジェドとア・カギ
ラダトーム城に鷹の師団が現れます。
ジェドはア・カギを大事に育てていると思うのですがこの場面では厳しい事を言っています。口を割らずに死ねという事だと思うのですが…盗賊団員・ゴトキは冷や汗をかいていますがア・カギは冷静です。ア・カギなら万が一も起こらないという自信でしょうか。
この頃のア・カギは13~15歳程、紋継本編の頃のような荒っぽい事は任されていない
ミモは年齢不詳だがシルシル・ミシルと同じくらいとすれば6歳程
ミモも謎の存在だがここではジェドが直々にお守をしているように見える
ハンスの幻
帯剣の儀の後、かくれんぼの前にバラ園にいるハンスの幻を訪ねています。
ハンスは4年前の紋章発見時の事故で亡くなっていますが、アロスとアニスは記憶の封印を受けておりハンスが死んだ事を覚えていません。ハンスの幻はロトの魂達でありアロスとアニスにだけ姿が見えているようです。
紋章発見については別記事を参照下さい。
【紋継・紋章発見編】
ハンスの幻と親し気に話すアロスとアニス
ハンスが立ち上がっているがバラ園から離れる事ができないので二人を見送るに留まる
アロスとアニスはかくれんぼをするために移動する
かくれんぼと封印
子供達のかくれんぼの場面は複数描写されています。紋継1巻6話のアロスの悪夢の中、紋継9巻90話の卵の中の世界でのループ中、紋継31巻287、288話のシガンの内なる世界での仮想中です。シガンの内なる世界では一緒に遊んでいた3人の男の子の名前がわかるようになっています。
シガンの内なる世界で鬼になったアニスが子供達を見つけていく場面
黒髪がターセム、赤髪(?)がデルトロ、金髪(?)がギリアム
かくれんぼの最中、クインゾルマに促されたラーミアによってラダトーム城異変が起こります。
クインゾルマによりラーミアは4年前の映像でアニスに関心を持っている
ラーミアはアロスが暗闇にいる時に術をかけられる
ア・カギは終始暗闇にいたので助かる
エイベルは術中に暗闇から出てしまうが城の外に逃れる事ができた
クインゾルマの狙い通り聖戦士が封印される
ヤオは剣王の里に残っていたため封印を免れる
アニスだけは強制的に封印されていない
鏡からラーミアによって誘われる
アロスが阻止しようとするがラーミアの攻撃を受けてしまう
5.ラーミアの祠
場所 | 内容 | 出典話数 |
ラーミアの祠 |
【紋継1話開始より5年前】 ラーミアの祠の扉が閉まる
*異変を感じ聖なる双生児が ラーミアの祭壇を守るために閉ざした? |
紋継43話 |
【紋継1話開始より5年前】 ラーミアの祠の扉が閉まる
*異変を感じ聖なる双生児が ラーミアの祭壇を守るために閉ざした? |
紋継43話 | |
*世界に呪文が戻るよう呪文使いだった人々が 聖地として巡礼に訪れるようになる |
紋継39話 紋継43話 |
失われし日の出来事として世界樹枯死、神器喪失、ラダトーム城異変の3つがよく挙げられていますが、ラーミアの祠でも異変が起こっています。ロト紋時代にはラーミアの祠に扉はなかったのですが突如現れ祠を閉ざします。聖なる双生児・ミルフィーユとメルヴェーユが自主的に行ったものと推測されます。
この後、ラーミアの祠以外何もなかったレイアムランドに人々が集い、ラーミアの祠の前に周りに建物が建築されて行きます。
紋継時代のラーミアの祠については紋継5巻巻末で触れられている
6.失われし日直後
場所 | 内容 | 出典話数 |
鷹の師団 |
【紋継1話開始より5年前】 【失われし日当日?翌日?】 アロスを鷹の師団に連れ帰る
*以降鷹の師団の一員として育てられる *アロスの身分はジェドも把握しているのでは? |
紋継2話 紋継4話 |
アロスの剣の師匠はア・カギ |
紋継5話 紋継120話 |
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アロスは剣の腕は経つが止めを刺そうとすると 何かが邪魔をして命を奪えない |
紋継5話 紋継15巻 |
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ロトの血による慈愛の心が制止している |
ロト紋46話 |
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【失われし日翌日】 全ては事後だった |
紋継54話 |
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剣王の里 |
【失われし日翌日以降?】 リーがキラがラダトーム城で行方不明になった事を知る ラダトーム城に調査に行きたがるが 力不足だとしてヤオに止められる 5年間修業を続ける
*5年の修行を経てバトルマスターになったとあるが 紋継11巻で12歳バトルマスター説もあり 17歳バトルマスター説が無理がない |
紋継17話 紋継150話 |
【失われし日数日後?】 エイベルがアリアハン教会本部に逃げ込む 司祭、エメリア、神官達が立ち会う 呪文が失われているのでシャナクがかけられない エイベルが安全だと思われる地下室に閉じこもる |
紋継27話 |
アロスのその後
もしアロスがア・カギに連れて行かれなかった場合、当日の内に静まり返ったラダトーム城を不審に思い様子を見に来たラダトーム城下町の人々が保護していたような気もします。しかしながらアロスが卵の中の世界に取り込まれていない事に気付いたクインゾルマが手を下さないとも限らず、すぐにア・カギに連れ出された事は幸運であったはずです。ア・カギのアロスに対する弟を思うような気持ちは後に紋継31巻293話でのラルス王家復興へと繋がっていきます。
鷹の師団の場所は明らかにされていないが
紋継1巻3話のリーとユイの足取りからドムドーラ近辺の岩山に存在すると思われる
紋継3巻巻末にアジト内の設定画が掲載されている
ロト紋時代からロトの血による慈愛の心は勇者として覚醒していなくても現れる現象です。勇者の血には様々な特性がありますが、それら全てが覚醒前の勇者に適用されるのかは不明です。作品を見る感じ、勇者として覚醒していなくても総じて勇者の血脈である者は高い能力を兼ね備えているように見えます。
ア・カギがアロスに剣の稽古をつけている場面
勝つための剣、生き延びるための剣を厳しく教えている
ゲーム的な視点ではSFC版DQ3において盗賊はかなり強い職業となっている
敵に止めを刺せないアロスをア・カギが厳しい口調ながらも案じている場面
アロスが羽根飾りを着けていないので鷹の師団に来てから1年程だと思われる
この時点でかなりの腕前である事が確認できる
失われし日後・アニス編へと続きます。
失われし日後編へと続きます。
※ 紙媒体の漫画をスキャンした物を引用している箇所があります。
冊子スキャン時特有の歪みやノイズが出ている所があります。
※ 当ブログは無料ブログであるためブログ会社の掲示する広告が表示されます。
ブログの収益化は行っていない為収益に関する広告は表示されません。