ムー編とは、ロト紋・紋継に登場するムー帝国を中心とした時代です。時系列的にアルト編とDQ3時代の間に位置すると考えられます。
この時代の出来事はロト紋・紋継より概ね一万二千前として語られています。 作中に出てきた抽象的な年数は≪≫で書いています。
この時代の主軸は異魔神関係です。ムー帝国の世界樹による不老不死の研究が人工生命体を生み出し、破壊神・異魔神を誕生させてしまいます。ムー帝国滅亡によるジパングの興り、異魔神を封印するためのオメガルーラ発動などが起こります。
断片的に語られる出来事の時系列を考察していきます。
*この記事には2022/12/2発売のヤングガンガン2022 NO.24に掲載された短編の影響はありません。
0.ムー編の前提
場所 | 内容 | 出典話数 |
≪一万二千前≫ 超古代の世界にあって最大最強を誇り 高度な文明を持ったムー帝国
ムー帝国は有史以来魔法力を元に 時間と空間を自由に操り発達した超時空都市
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ロト紋58話 | |
ロト紋55話 | ||
自らの命・生命エネルギーを死んだ者に分ける秘術が存在する |
ロト紋65話 | |
3つの神器はムーの管理下にある |
紋継83話 | |
炎の神器・オウエンの暴走でジパングの大半を火の海に沈める |
紋継50話 | |
スー |
アープの塔が建造される アープの塔はムーの人々が宇宙と交信するために 建設した多次元アンテナ |
QUADAL |
この時代にはラーミアは登場しません。地上世界と地下世界が存在しています。
アルト時代にDQ11の命の大樹が地上世界に世界樹として植えられています。
ロト紋におけるムー帝国の設定は、一万二千年前の帝国、首都ヒラニプラ、太陽神ラ・ムーなど、ジェームズチャーチワードの説が多く取り入れられています。
タオの年齢
ロト紋11巻59話時ではタオの年齢は145歳とされています。DQ3時代分のおおよそ100年、ロト紋11巻59話開始までの15年、ムー帝国滅亡からルビスによる異魔神封印までの十数年を引くと、15歳くらいでムー帝国を支配していた事になります。15歳でトップを張れる神童だったと捉えるべきか、ムー帝国滅亡からルビスによる異魔神封印までの十数年分を考えずに30歳の設定と捉えるべきか…
石化が解けてから後にDQ3時代にかなりの事件経過があったり等、色々突き詰めていくとタオの年齢設定は厳しいものがあるのであまり考えてはいけない気がします。 ざっくりと100年前+アルスの成長分15年+ムー帝国時代の年齢30歳という捉え方でいい気がします。
ローラン城突入時のパーティーの設定とムー帝国支配時のタオの姿
正直年齢不詳の身形で15歳とも30歳とも取れなくもなく…
でも弟のゴルゴナは間違ってもティーンエイジャー顔ではないし…
ムー時代の精霊と神器
オウエンの暴走時期ははっきりしていません。
オウエンの暴走によりジパングの大半が損なわれたのであれば、暴走する前・ムー時代初期の頃のジパングはDQ3~紋継時代のジパングより広大であった事になります。
ロト紋11巻58話でタオがジパングの前身の地に逃れてくるシーンでは当時のジパングの地形はわかりません。紋継15巻150話に1コマ、紋継26巻248話に2コマ、神器と守人と世界地図が描かれていますが、ジパングの地形がDQ3~紋継時代と同じです。ここでもムー時代のジパングの地形を知ることはできません。
ロト紋11巻58話で『小さな島国』と語られているのでムー帝国滅亡より前にオウエンが暴走しDQ3~紋継時代に近い地形へと変化したと考えられます。
ムー滅亡時までにはオウエンの暴走によりジパングの島は小さくなっていたと思われる
神器の管理はムーが行っています。
紋継5巻49話でムー時代まで遡った内容がハクラクからイサリに伝えられ、その内容が紋継8巻82話で明らかになります。紋継26巻248話で守人の本当の役目は精霊と言葉を交わす事だと知る事になるので、ムー時代の神器の管理は神座への安置と計測だけだと思われます。万全の管理とは言い切れない状態なのでオウエンの暴走も止む無しといった所でしょうか。
1.不老不死の研究
場所 | 内容 | 出典話数 |
タオの弟・ゴルゴナは魔導研究所の主導者 タオ・ゴルゴナは不老不死の研究に没頭する 魔導研究所にはムー全土から 優秀な魔導士・錬金術師を集める
*ツークーマン,オティカワン,トピアポ フロレンシア,キアーラ,ポポルヴー
世界樹のエキスが不死をもたらすと着眼する
世界樹のエキスの解析実験は失敗する 実験の過程で人工生命体が誕生する 人工生命体を育て培養し忠実な下僕として活用する |
ロト紋58話 |
世界樹の研究
現実でのムー帝国の伝説では7つの頭を持つ蛇・絶対神ナラヤナが崇拝されており、頭一つ一つがそれぞれ意思を持っていたとされています。ロト紋でのムー帝国において最先端の研究を行う魔導士・錬金術師が7人である設定は、絶対神ナラヤナも関連しているように思えます。
ラ・ムーであるタオとゴルゴナ含む7人の研究者 体格差は巻末の設定画のほうが把握しやすい
冥界の主である大蜘蛛と合体した冥王ゴルゴナは七福神がモチーフとされている
ゴルゴナ達の研究の様子
世界樹のエキスの研究をしている
不老不死の研究についての説明の場面
この札の説明はロト紋14巻81話でなされている
『この宇宙が生まれしより世界におけるあらゆる神とよばれしものの系譜』とされ
10柱にはルビスの名も記されているという
『世界樹は世界のあらゆる生命を司る神の創りたもうた聖樹でありすべての聖なる力の源』とされている
世界樹の研究の過程で人工生命体が誕生する
労働力として活用している様が描かれている
2.破壊神誕生
場所 | 内容 | 出典話数 |
召喚魔法に長けていたゴルゴナが 人工生命体に魂を吹き込もうとする |
ロト紋58話 | |
スー? |
ゴルゴナが人工生命体にふさわしい魂を見つけるために 精神を受信させる念象投影器を作る
*アープの塔に設置する?
ゴルゴナが異魔神と接触する
ゴルゴナが不滅の精神の異魔神に不滅の肉体を提供し 共に全世界を支配しないかと持ちかける |
ロト紋58話 |
ゴルゴナの手によってムーの超文明における破壊神が誕生する
ムー大陸の生き神となった異魔神は次第に増長する |
ロト紋58話 | |
*タオは異魔神を神と崇めた事はない |
ロト紋64話 |
異魔神と魔界
異魔神の経歴が凄まじいです。が、追放されたという事は異魔神よりも強い者が存在する事になります。ロト紋連載時は魔界、地獄、冥界の定義があまり定まっておらずあやふやになっている時がありますが、この話が掲載される前にSFC版DQ5が発売されているのでここでの魔界はイメージ的なものではなくゲーム的な設定に根付いたものと捉えていいはずです。
『DRAGON QUEST MONSTERS 1 ILLUSTRATED BOOK』のボスの項目にはボスと魔界について言及している箇所があります。
ここまで紹介してきた「モンスター」とされる種族たちは、通常は組織的行動を取らずに生活している。
しかし、時に『魔王』と呼ばれる存在を頂点とした軍事勢力となり、精霊神信仰を中核とする社会秩序に対して脅威となる事があった。
現在までに数体の魔王が現れており、魔界は単一の世界ではなく、いくつかの世界が平行して存在すると考えられる。そしてそれぞれの世界で、絶対の支配体制を築き上げた者が魔王になると推測される。
出典:集英社 DRAGON QUEST MONSTERS 1 ILLUSTRATED BOOK P137
同書の中では、この世界とは次元が違う異世界を魔界と定義している箇所もあります。DQシリーズでは複数の魔王が登場していますが、説明を見る感じ各魔王が支配する『魔界』はそれぞれ異なる世界と考えられているようです。
この頃のどこかの魔界にはすでにゾーマが存在しています。
上記の説明によればゾーマと異魔神の魔界は異なる可能性もあるようです。しかし異魔神クラスの魔神に対抗できるのは魔王クラスの者とも思われ、同じ魔界内でなくても異なる魔界から干渉を受ける可能性もあるような気もしてしまいます。
作中では異魔神とゾーマの力が比較される箇所がいくつかあります。
この時代のゾーマは海底の王に手出ししませんが、紋継時代の異魔神は海底の王を封印しています(ロト紋3巻17話) 海底の王をベンチマークとした場合は異魔神のほうが強いように見えます。紋継時代のゾーマとアルス達の戦闘を見るとロト紋時代の異魔神より紋継時代のゾーマのほうが強いように見えます。
ゾーマと異魔神の力関係は時代により異なっているようで、場合によっては異魔神を追放したのはゾーマである可能性もあるように思えます。
異魔神とゴルゴナのファーストコンタクト
一体どちらが上の存在なのか、お互い微妙な圧を出しながらやり取りをしている
アープの塔と念象投影器
異魔神が身を潜めている異空間の詳細は不明です。ロト紋シリーズでは『異世界』『異次元』という言葉は別の天体や宇宙を指し示す時があり、ここでの『異空間』もそういったものだと思われます。 ReturnsQUADALで『(アープの塔と)念象投影器を合わせ広大な宇宙を探し続け…』とあるのでゴルゴナと異魔神が接触した場所はアープの塔であったと考えられます。
ロト紋時代のアープの塔には念象投影器が残っています(ReturnsQUADAL) ムー時代の念象投影器はアープの塔分とムー帝国分で最低でも2基存在していた可能性があります。ムー帝国の1基はムー滅亡時に消失し(ロト紋11巻58話)、アープの塔の1基はロト紋時代でゴルゴナが復活した後にカダルに破壊されます(ReturnsQUADAL) そして異魔神復活時にまた1基製造します。カーメン城分、ローラン城分は別途製造か移設かのどちらかでしょうか。
すぐに交信を初めているのでアープの塔内の念象投影器はムー時代からあるものと思われる
ムー時代に異魔神と接触時に用意した物は念象投影器のみとされているので
アープの塔は先に建造済だったのでは?
異魔神と聖核
異魔神の体内には聖核が入っています(ロト紋14巻82話) 異魔神は世界樹と同質の存在です。異魔神の人工生命体の聖核は世界樹由来の聖核・世界樹の種に内包されている聖核であれば人工生命体の構造的に安定しやすいと思われます(ロト紋15巻)
異魔神は世界樹と同質の存在であり聖核を持っている
同じ聖核でもその性質は異なっている
魔神の精神が宿った事が原因かもしれない
異魔神と聖核が一つになったのはいつなのか?
異魔神とゴルゴナとの交渉時に一般的な人工生命体を提示している事、仮面・装束を外した異魔神の胸部に聖核が見当たらない事から、異魔神の権力が高まった頃に聖核を取り寄せ取り込んだと捉える事ができます。
ただ、魔神を宿すのにドノーマルな人工生命体を提供するというのもどうかと思うんですよね…交渉成立後に異魔神用の聖核を宿した特別な人工生命体を提供し、異魔神が人々を殺していく中で聖核が育ち胸部に現れたと捉える事もできるように思えます。
パーフェクトガイドブックによるとルビスが直々にムラクに世界樹の種を託しているので世界樹の種はありふれた物ではないように思えます。一般的な人工生命体一つ一つに聖核が宿っているとは考えにくいです。
異魔神との交渉時に一般的な人工生命体を見せるゴルゴナ
ムー帝国の街中で働く一般的な人工生命体に見えるが…
人工生命体に宿った後の異魔神
胸部に聖核は見当たらない
3.ムー帝国滅亡
場所 | 内容 | 出典話数 |
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【ムー滅亡・日中】 異魔神の有り余るエネルギーが暴走を始める 異魔神の凄まじいエネルギーは地殻変動まで引き起こす
【ムー滅亡・夜間】 ゴルゴナが異魔神と全世界を征服し 世界の半分をゴルゴナに渡す約束をしたとタオに明かす
タオがゴルゴナ達7人に水没する街にとどまり 死を持って償うよう言い放つ 取り残されたゴルゴナがタオに復讐を誓う |
ロト紋58話 |
タオが天翔ける船に乗ってムー大陸を脱出する |
ロト紋78話 | |
ゴルゴナ達7人が生き延びるために冥界の主を召喚する
契約を交わし大蜘蛛と合体する |
ロト紋58話 | |
重力制御を行う高密度魔法言語・りゅうせいで一瞬で消滅する |
ロト紋70話 | |
世界一の文明を誇ったムー帝国は一瞬にして海中に没する 何人かの者は船で異国の地へ逃げ延びる事ができたが 多くの者は水没する都市と共に命を落としていった
異魔神が大陸と共に水没していくのを確認する |
ロト紋58話 | |
地上世界 |
ジパングの祖先が天翔ける船に乗り 沈みゆくムー大陸を後にした時 死者の魂が空高く舞い上がりやがて結晶となり 自ら白く輝く月になったのを目撃する |
ロト紋75話 |
異魔神の変貌
異魔神の力の暴走時は巨躯の姿になっています。暴走開始時は日中でしたが夜までにはムー大陸は壊滅しています。異魔神の強さは当然ですがムー大陸がさほど大きくなかったとも考えられます。
異魔神の居城は空中に浮かぶ宮殿
巨大な体が宮殿を破壊し地に現れムー帝国を破壊する
冥王ゴルゴナの誕生
すでに異魔神を巡って対立していたかもしれないタオとゴルゴナですが、ここで完全に袂を分かちます。
タオに問い詰められるゴルゴナ達
ツークマンだけが「やべぇ」といった表情をしている
キアーラに至ってはちょっと微笑んでない?この子怖いわー
パーフェクトガイドブックでネタ的にロト紋時代のゴルゴナの保母さん的役割について言及されているが
キアーラとフロレンシアは家庭的には見えないような…
ポポルヴーが担当だったのかもしれない
冥王ゴルゴナの誕生
モチーフは七福神とされタオの位置付けについても言及されている
4.ジパングの興り
場所 | 内容 | 出典話数 |
タオ達は小さな島国に不時着する 再び国を立て直そうとする、ジパングの前身となる ムーの子孫はジパング人となる |
ロト紋58話 | |
ロト紋68話 |
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ムーが滅んだ後3つの神器はジパングに引き継がれる |
紋継83話 |
ムーとジパングの位置関係
DQシリーズにおいてムー大陸の場所は明らかになっていません。ロト紋でのムーの設定にはジェームズチャーチワードの説が取り入れられている事から、ジパング南東の海域にあったと捉えていい気がします。ジパングからあまり近すぎない位置、大きな津波の被害が出ない程には離れている場所になるでしょう。
チャーチワードの主張したムー大陸の範囲
出典:
アルト時代の出来事を考えるとアリアハン大陸はすでに存在している気がする
ムー大陸・アリアハン大陸・ジパングは比較的近距離なように思われる
なおこの時代にランシール大陸があったのかは不明
ロト紋におけるムーには大陸があるので海上帝国説ではなく大陸説を取り入れている
ムー滅亡時までにはオウエンの暴走によりジパングの島は小さくなっていたと思われる
神座の場所
ムーの時代の神座の場所がはっきりしていません。
仮にムー大陸に神座があった場合、海中に没した神器の回収、ジパングでの神座の新設、奉神の儀までの一連の工程を行う事になります。こうなると『神器の引き継ぎ』ではなく『神座・神器の引き継ぎ』と言うべきでしょう。
精霊と対話する役目を忘れるほど伝承が薄まってはいますが、後の聖域で神器に関する装置を修復できている事から神座の新設は可能なようにも思えます。短時間でムー帝国が滅んだ事により再建する能力がなかったとしても聖域の守人が手助けするでしょう。
ただ神座の損失は神器システムの崩壊ととられてもおかしくないような気も…ナギの判定も結構甘い所があるのですぐに再建すればセーフという事だったのかもしれません。
元々ジパングの位置に神座があった場合は特に何かを行う必要はないように思えます。とりあえずの引き継ぎ宣言だけで済むはずです。すでに神座近隣に守人が住み集落ができているはずだとも考えられ、世界の命運を握るこの場所にタオが逃れてきた理由付けになる気もします。ジパングという国家が神器システムと深く結びついている点も強化されるように思えます。
5.異魔神封印
場所 | 内容 | 出典話数 |
【ムー帝国滅亡から十数年後】 再び異魔神が姿を現す タオが精霊ルビスに祈りを捧げる |
ロト紋58話 | |
海 |
≪一万二千前≫ 海王が異魔神と戦う |
LⅢ |
地上世界 |
≪一万二千前≫ 精霊ルビスが異魔神に対して大転移魔法オメガルーラを用いる 異魔神の精神を次元のひずみ・宇宙の彼方へと追放する |
ロト紋48話 |
飛ばされたのは精神体・魂だけ 肉体は闇のオーブに封印された |
ロト紋49話 | |
異魔神の封印と共に幻の月が消える |
ロト紋75話 | |
オーブの祠 |
闇のオーブが安置される |
ロト紋69話 |
地上世界 |
精霊ルビスが異魔神の精神が地上へ戻り 復活を図る時がくる事を予見する
タオに長き眠りにつき異魔神の復活の日に備えるよう命じる タオが石化され人も獣も近寄れない樹海の奥に眠る
精霊ルビスがどことも知れぬ地に冥王ゴルゴナを封印する |
ロト紋58話 |
異魔神封印
異魔神は日中に海上からジパングに侵入し内地にある森林地帯にまで侵攻、夜間にルビスによって封印されたようです。LegacyⅢでは海王も戦ったとされています。ジパングに辿り着く前にダメージを与えておいた感じでしょうか。
異魔神の再出現と封印
遥か上空で巨大な魔法陣を展開し巨大な立体魔法陣を地表へと射出する
立体魔法陣が起動すると対象の圧縮が始まり闇のオーブが生成される
ロト紋時代には発動の難しいオメガルーラだがルビスは一人で発動する事ができる
異魔神封印後の処理
闇のオーブが安置された時期ははっきりと書かれていませんが、DQ3時代・ゾーマ討伐より前の時期に安置されていた事が明記されています。DQ3時代の初期にルビスが石化される事を考えると、闇のオーブに封印した直後くらいに安置されたのではないでしょうか。
ゴルゴナの封印のタイミングも異魔神封印直後くらいかもしれません。ルビスはやすやすと現れる者でもないと思われます。地上世界にオメガルーラを放ちにきたついでに異魔神に関係するゴルゴナを封印し一連の問題を片付けていくのではないでしょうか。
復活した異魔神への備えはDQ3時代以降に多く行われているが
ムー時代にもタオを次世代に残すという形で行われていた
6.その後
場所 | 内容 | 出典話数 |
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ロト紋55話 |
≪何千年よりも大昔、神話の時代≫ 精霊ルビスがコロポックル達の祖先に エッゾにとどまり聖域・魔州湖を守るよう命じる |
ロト紋53話 ロト紋86話 |
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海王の王国 |
≪何千年前≫ 七つの海が海王によって治められる
海王の王国は誰にも伏することなく長きに渡って栄華を極める
*大魔王ゾーマでさえ海王の王国には手を出さない |
ロト紋17話 |
海王の王国は神話の時代より誇り高き中立を守っている 人間に対して好意的ではないが敵対する事もない |
ロト紋18話 |
オリハルコン精錬所
ムー帝国に関する出来事ではないが年数的にムー時代に入る事柄です。
この時期に地上世界でオリハルコンを精錬できる場所は2つ、ダブラの聖域と魔州湖になります。世界の危機であればダブラの聖域で剣を打つことも許される気がしますが基本的には魔州湖にしてねと。今後の戦いを予見してコロポックル達の祖先で守りも固めておきます。
何千年よりも大昔、神話の時代と言われている出来事
ルビスの出現を鑑みるにDQ6前位からムー帝国時代位の出来事になる
ムー帝国滅亡によりオリハルコン精錬所が失われ代わりの精錬所を用意したと考えると
ムー時代後期の出来事だと思われる
ルビスと名乗らずいつものような洋装でない所が気になる
海底王国
海底王国の概念はロト紋シリーズが一番先に発表しています。設定的には海底の王はDQ6時代から連綿と続く事になります。途中で女王になったりの変化はありますが地上より変化は少ないのではないでしょうか。
ムウレアの女王・セレンは槍ではなく杖を装備している
海底・槍と考えると『グラコスの槍』が思い浮かぶ
『グラコスの槍』は二叉の槍として多く登場しているが
『ドラゴンクエスト レジェンドアイテムズギャラリー NEO ウェアラブル』では
三叉の槍として発売されている
年代によって二叉・三叉とデザインが変化すると捉える事ができる
海王の槍はグラコスに関連するかどうか?
DQ3時代へと続きます。
※ 紙媒体の漫画をスキャンした物を引用している箇所があります。
冊子スキャン時特有の歪みやノイズが出ている所があります。
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